今回は、この損切について解説していきます。
損切のメリットデメリット
FXを始めようと思っている方へ、損切のルールを決めてますか?
損切の基準を決めないと、すぐに再入金してしまいます。
FXを始めたばかりの初心者は、一回の取引でいくらの損までなら許容できるか??ということを自分でしっかり決めて、運用していきましょう。
損切のメリット
損切のメリットは、資金管理ができる点です。
取引開始の段階で、損失額を自分で操作することができます。
そうすることで、思惑と反対方向に相場が動いた際でも、マイナス額を最小限にとどめることができます。
損切のデメリット
損ぎりした後に、相場が戻ることです。
損益が確定した後に、相場が戻り、売っていなければ利益が出ていた、ということもあり得ます。
このことを、被害を最小限でとどめることができた、と思うか、損切り設定していなければ、利益が出たのに、と、どちらで考えるかは、個人の考え方によります。
ただ、損切り額を設定した場合には、このようなことも起こりうることも想定しましょう。
損切ルールの例
損切ルールの例を2種類か紹介します。
一つ目:Pips(値幅)固定
取引開始した値段に対する差分で、決済する手法です。
例えば、取引開始の値段から20pipsはなれると決済。というものです。
また、pipsベースではなく、損失の値段からpipsを決めることもできます。
例えば、1pips=100円の取引とし、損失が3000円までと決めます。そうすると、取引開始の金額から30pips離れたところに損切を設定するという手法です。
値幅の決め方は、多々ありますが、あなたが納得できるものに決めるのをオススメします。
二つ目:抵抗線、支持線を損切ライン
相場ではたびたび、“抵抗線”や“支持線”といわれるように、ある値段になると反転することが多々あります。
下の図で説明します。抵抗線は、ある価格帯で、値段が抑えられることから、天井と呼ばれます。
また、支持線は天井とは逆に、ある価格帯から値段が下がらないことから、底と名付けられています。
この反転する値段付近に損切を置く手法です。
何回も反転が続くと、トレーダーはみな、この線を意識するようになります。
つまり、そのトレーダー心理を考慮し、損切りを置きます。
もちろん、抵抗線、支持線を一気に超えて新しいトレンドを形成する可能性もあります。そのため、注意は常に必要です。
まとめ